2007年 09月 21日 ( 1 )

石造宝塔 鶴編


今夜は、、、

長安寺宝塔 「 牛塔 」 牛物語に続いて、
鶴の純愛物語の伝説を生んだ 宝塔の話を紹介します。

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総高 約4.2m、 牛塔よりさらに巨大な石造宝塔です。
笠である屋根の下に別質の石の斗型 ( ますがた ) を設ける手法は、
この手の石造宝塔の古い形を示すものです。

滋賀県安曇川町大字三尾里にあり、
県下では最大最古の石造宝塔ではないでしょうか!? ( たぶん )

満願寺跡の宝塔と言われてます。
地元では 「 鶴塚 」 の 宝塔と呼ばれてます。


「 鶴塚 」 という名の由来は、

むかーしむかーし ある日のこと、、、

猟をしていた武将が一羽の鶴を弓矢で射落としました。
射落とした鶴を拾いに行くと、 射落としたばかりの鶴の首がありません。
武将は仕方なく、 その首の無い鶴を持って帰りました。

それから一年・・・

武将は、 今年も冬空に飛ぶ鶴を射落としました。
すると射落とした鶴の羽の付け根に、
干からびた一つの鶴の首をシッカリと抱えているです。

武将はそれを目にして気が付きました。

去年に射落とした首をなくした鶴と、
今射落とした鶴は夫婦。

雌雄の鶴の純愛に心を打たれた武将は、
命を奪ってしまった二羽の鶴を弔うために、
この宝塔を建てて 「 鶴塚 」 と名づけたそーです。
とても美しい伝説です。

しかし、 伝説にしろ何にしろ、
これほどまでの巨大な石造宝塔が建てられたということは、
満願寺はそれ相応の寺院であったということでしょう。

by tokan-en-hardrock | 2007-09-21 22:47 | Hard Rock | Comments(2)