高木神社石燈籠



高木神社石燈籠(重要文化財)




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高木神社境内には社殿が二棟あります。向かって左が高木神社本殿、右が境内社の日吉神社本殿なのです。高木神社本殿前に立つ石燈籠の向かって右手のものが正和四(1315)年の造立になるもので、国の重要文化財の指定を受けています。向かって左手の石燈籠は、天保六(1835)年に模作されたものです。

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この石燈籠は花崗岩製で形状は六角型、各部も完存しており、丁寧な作りによって全体の調和がよくとれていると思います。また中台側面の格狭間内には一茎蓮宝瓶三茎蓮を刻出するなど豊な装飾が施されており、近江の鎌倉時代に造立された石燈籠を代表する秀作でしょう!

by tokan-en-hardrock | 2008-07-11 21:52 | Hard Rock

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