平等院鳳凰堂前石燈籠
平等院鳳凰堂前石燈籠
宇治の平等院鳳凰堂前にある石燈籠は、
平安時代のものといわれていますが、実際に平安時代のものは基礎だけで、
江戸時代に模作されたといわれてます。
※写真/平等院鳳凰堂前石燈籠写し:宇治石
模作と言えども、火袋は二枚の板を立てて作り、
前後が吹き抜けになっている点は、他に類例のない新しく美しい創意であると思います。
基礎の下に四枚の石で基壇が円形に造られています。
材質は宇治で産出する硬砂岩です。
by tokan-en-hardrock | 2008-01-23 22:18 | Hard Rock