聞き香

京都府造園共同組合広報委員会が発行する機関誌
"造園だより" をご存知でしょうか?
第183号 平成19年4・5・6月号 に、私のコラムが載ってます。

まだ読まれてない方
他の理由で読めない方のために

"吉野石" について
奈良県吉野川に産する変成岩。
石質・色共に貴船石と似ており、貴船石と並ぶ銘石。
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                                       株式会社北山都乾園資材置場にて撮影
用途は主に景石、石積(崩積)としてもよく使われる。
崩積は、大小自然石を用い面が不規則に乱れる様に積み、
古くから行われてきた伝統的な造園技法。
崩れてきた岩が積重なる様が野趣な風情を表現する。
空積とするのが一般的。
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崩積は、他の石積とは全く異なった原理で築かれ、
上段石が下段の石裏から覆い被る様に積上られ、
下部石や側石と石裏の土圧により安定する構造が特徴。
崩積は地震による影響や被害が少ないとの報告が多い。
しかし近年崩積は減少。是非とも見直してもらいたい造園技術であり、
私の大好きな石積手法の一つです。
                          文 株式会社 北山都乾園 北山利通



といった感じです。



その"造園だより" 第183号 平成19年4・5・6月の表紙に
広報委員長藤井稔氏が"源氏香図"を配した沓石の写真を載せられました。

さすがっ!

源氏香とは、組香=何種類かの香りを組み合わせ、
その香りを嗅ぎ(聞き)当てる遊びの一つで、
江戸時代に流行した香道の超優雅な遊びのこと。

5つの香を順番に嗅ぎ(聞き)、
紙に右から順に縦線を引き、同じ香りと思うものは、縦線の上部を横線で繋ぐ。
ほんで、5回香りを嗅ぎ(聞き)、横線で繋いだ図を、
源氏物語の巻名に当てはめられた"源氏香図"に照らし合わせ、
巻名で答え正解率を競う。

e0126548_22125226.gif 例えば、一炉目と三炉目が同香で、ニ炉目と五炉目が同香、
 四炉目のみ どれとも異なる香やった場合は左図のようになり、
 この組香には"夕霧"の巻名がついてるから、正解は"夕霧"!!

おもちろそう

現在は、この"源氏香図"がデザインとして好まれ、
それ自体が独自に用いられるようになった。
そんために"源氏香"といえば"源氏香図"デザインそのものを指し、
それに伴い各々の巻話の内容を投影して、
その図を用いる時候や吉凶などが次第に決められて行くようになったんです。




追伸: 私は京都大丸の東側にある "築地寿司清" ってとこによく行きます。
安くて美味いっ! お試しあれっ

by tokan-en-hardrock | 2007-06-27 22:54 | Hard Rock | Comments(0)

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