桂離宮の石燈籠 3

6月20日(水)

良質な豊島石の原石を入手したので、
桂離宮松琴亭形の生込燈籠と、
松琴亭舟着の四角形桂離宮舟着燈籠と、
賞花亭道の生込、いわゆる水蛍燈籠の写し(模作)の三種を造りました。

三種すべて本歌原寸の1割縮小し若干小ぶりな仕上がりとなっています。

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松琴亭形は、本歌も豊島石製で、宝珠・笠・火袋・中台・竿の全てが円形です。

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次に舟着形ですが、
本歌は松琴亭の西側、池泉に向かって段差をつけた舟着場がもうけられており、
その舟着場のそばに建てられています。

笠の肉厚が薄く、中台も同様でいささか軽味をおぼえるものです。
こちらも本歌の石種はすべて豊島石です。

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そして水蛍は、池泉に蛍が飛びかうようすを生みだそうとデザインされ、
七代目の家仁親王が「水蛍」と名付けたと云われています。

いずれの形も桂離宮を代表する生込形の石燈籠です。


by tokan-en-hardrock | 2018-06-20 15:28 | Hard Rock | Comments(0)

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