茶臼



5月9日(土)



抹茶は現代風にいえば高度に洗練されたインスタント粉末飲料、
しかも世界初のインスタント粉末飲料。


水かお湯を入れれば直ちに飲めて、滓(かす)が出ないインスタントティーが数百年も前に完成してたのには驚き。





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抹茶臼は面倒であったから、挽茶屋 が古くから出現したと考えられてます。


そして茶道という形で、セレモニーや行儀作法は発達し、現在に至ってます。
抹茶といえば作法の方に重点がおかれ、手続きが面倒だからとてもインスタントではない気がします(笑)





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手挽きの抹茶臼の代表的なものは宇治の抹茶臼です。

濃い緑色の緻密な石は、 通称 宇治石、 岩石名 輝緑岩



宇治の平等院から宇治川に沿って上流にのぼった天ヶ瀬ダム近くに、露出した宇治石(輝緑岩)の岩脈があり、かつては宇治川やその支流の志津川(しずかわ)にこの岩石の転石があって、これを材料にして抹茶臼がつくられてました。しかし現在ではダム建設のために岩脈の一部は水底に沈み、転石も殆どなくなってしまいました。



宇治の抹茶臼は完璧な加工技術であり、表面全体にわたってきれいに研磨されてます。
これをつくる専門の職人・臼師・宇治の 竹内宗太郎氏 がなくなられ絶滅した形なのです。

by tokan-en-hardrock | 2009-05-09 00:32 | Hard Rock | Comments(0)

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