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暑中お見舞い申し上げます



連日猛暑が続いておりますが、Hard Rock blog 読者の皆さま、そしてチーム都乾園選手の皆さまお元気でお過ごしのことと存じます。また平素より何かとお世話になっております上、このたびはお忙しい中2008スクエアリーグにてご尽力を賜りまして大変感謝しております。この場をおかりしまして御礼申し上げます。おかげさまで、チーム都乾園は総合3位、さらにフェアプレー賞獲得!読者の皆さま、選手の皆さまには、Hard Rock blog を通じせめて寒い空気ぐらいお届けできればと存じます(笑)炎暑厳しき折、くれぐれもご自愛のほどお願い申し上げます。まずは、暑中お見舞いまで・・・

ところで・・・ あっという間の200記事。これからも Hard Rock ゴリゴリ行きます!ともかく、ここまで続けてくることができたのは読者の皆さまのおかげです。そこで感謝を込めて・・・秘密の宝塔教えちゃいます。




八幡(はちまん)神社石造宝塔(重要文化財)




水田に佇む・・・

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相輪が欠損してますがそれ以外は完存

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探してや

by tokan-en-hardrock | 2008-07-24 01:20 | Hard Rock | Comments(2)

梵釈寺宝篋印塔



梵釈寺宝篋印塔(重要美術品)





東江州蒲生町域には全国的に見ても極めて優秀な石造遺品が残されています。そんな東江州石造美術に魅せられ・・・

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                                       鎌倉時代(高さ約144㌢)

梵釈寺山門から本堂に至る中ほどに嘉暦三(1328)年の造立銘をもつ宝篋印塔が建っています。相輪は無く、笠上までの高さは、およそ144㌢です。



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基礎は壇上積式で、上端は単弁の反花を刻出、側面は格狭間内に二面は宝瓶三茎蓮華で、その文様は一つは中心を蕾、一つは半開の花です。




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残る二面は散蓮華と孔雀と三種の文様で飾ってます。





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塔身には金剛界四仏の梵字、笠は隅飾は二弧輪郭つきで、小円孔を陽出してます。
相輪が無いとはいえ、ほかは実存してるので、貴重なものといえます。

by tokan-en-hardrock | 2008-07-21 19:44 | Hard Rock | Comments(0)

赤人寺七重塔



赤人(しゃくにん)寺七重塔(重要文化財)






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                                        鎌倉時代(高さ300㌢)


東江州石造美術に魅せられて・・・
滋賀県下の層塔で造立銘の判明しているものは16基あります。そのなかで七重塔は6基。また16基の層塔のうち東江州は蒲生郡内に建立されている在銘層塔は7基もあります。




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赤人(しゃくにん)寺は山部赤人が養老年間に創建した寺院と伝え、赤人終焉の地と伝えられてます。現在は赤人(しゃくにん)寺と称されてますが、中世では「あかう寺」「あかう堂」などとあり、もとは観音堂であったのですが、江戸時代後半に山部赤人創建の寺という伝承ができたと言われてます。



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相輪が欠失しているほかは各部とも完備し、完全であれば総高約10尺塔であったでしょう。塔身に「文保貳(2)年」「戊午歳弌(1)月日」と陰刻してあります。滋賀県内の造立銘のある16基の層塔のうち、12番目の古さです。このお寺の近くで聞いた老人の話では、大正初期の本堂修復工事によって約5㍍程北西の方向にあたる現在地に移動したそうです。この修復工事に伴う移動時すでに屋根の上の相輪はなく、現在同様の五輪塔火輪がのっていたという。



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石材は花崗岩製で、琵琶湖東岸に多く産出する湖東流紋岩の一種斑状花崗岩です。いわゆる沖島の石のことですね。

by tokan-en-hardrock | 2008-07-20 18:10 | Hard Rock | Comments(0)

涌泉寺九重塔



涌泉寺九重塔(重要文化財)



ご無沙汰してました、Hard Rockな男です。
東江州石造美術品に魅せられて・・・



涌泉寺九重塔は、涌泉寺本堂前の自然石の台石上に建ってます。

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基礎を失ったために、現高は4㍍40㌢余りで、屋根の軒が分厚く、東江州によく見かける様式です。基礎が揃ってたら4㍍80㌢程度となり、十六尺塔として造立されたのでしょう。



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                                              鎌倉時代(高さ4㍍40㌢)



現層塔の台石が自然石であることから、創建当初のものでないことは明らかです。銘文から、この塔は本来興隆寺に造立されたものであり、興隆寺と涌泉寺の関係とともに、この層塔がもとからこの地に造立されたか?または、いずれかの時期にここに移建されたかが問題で、涌泉寺の地にはもと梵尺寺という寺院があって、この梵尺寺は興隆寺廃寺の地に造立したとの説もあります。




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塔身は、顕教系四仏坐像を舟形光背内に刻出しています。


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一方、現在の近江八幡市に興隆寺という同名の寺院がありますが、両寺の関係は明らかではないようです。

by tokan-en-hardrock | 2008-07-19 15:13 | Hard Rock | Comments(2)

リブレカップ第5戦



リブレカップ第5戦


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結果は・・・





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な~に 見てんのよっ

by tokan-en-hardrock | 2008-07-13 16:29 | 黒鱒 | Comments(2)

高木神社石燈籠



高木神社石燈籠(重要文化財)




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高木神社境内には社殿が二棟あります。向かって左が高木神社本殿、右が境内社の日吉神社本殿なのです。高木神社本殿前に立つ石燈籠の向かって右手のものが正和四(1315)年の造立になるもので、国の重要文化財の指定を受けています。向かって左手の石燈籠は、天保六(1835)年に模作されたものです。

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この石燈籠は花崗岩製で形状は六角型、各部も完存しており、丁寧な作りによって全体の調和がよくとれていると思います。また中台側面の格狭間内には一茎蓮宝瓶三茎蓮を刻出するなど豊な装飾が施されており、近江の鎌倉時代に造立された石燈籠を代表する秀作でしょう!

by tokan-en-hardrock | 2008-07-11 21:52 | Hard Rock | Comments(2)

石塔寺五輪塔二基



石塔寺五輪塔二基(重要文化財)



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                                   (北塔向かって左)鎌倉時代 (南塔右)南北朝時代




石塔寺三重塔の東側の土壇に五輪塔が二基あります。いずれも国指定の文化財です。ひとつは嘉元二(1304)年在銘、もうひとつは貞和五(1349)年の造立銘があります。



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北塔は水輪の四方に四門の梵字を配し、風・空輪は形が小さく別物です。寄せ集めの塔とはいえ、笠の軒が厚く、屋根の反転が強いことなどから、古式の構造であることが伺えます。








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一方南塔は、花崗岩製で南北朝時代のものです。基礎の高さは約1尺3寸、水輪の高さも約1尺3寸、火輪は高さ約1尺で四柱の屋根の勾配は急です。空・風輪は一石で彫成していて、構造や形式、石質も同じであるから一具のものであると言えます。近江は五輪塔の在銘遺品が少ないので貴重な資料です。

by tokan-en-hardrock | 2008-07-08 23:32 | Hard Rock | Comments(0)

法森寺石燈籠



法森寺石燈籠(鎌倉時代)





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                 写真は、KVDが愛してやまないリップレスクランク レッドアイシャッド(ストライクキング社)



法森寺へは自分で行って見てそして触れてきて下さい、悪しからず・・・



現在、平林の法森寺にある石燈籠は、以前は和田神社にあったもので、保存のために法森寺に移されたものです。かつて和田神社の燈籠として紹介されていましたが、石塔寺前住職薬師智淵師によれば、さらに以前は石塔寺にあったということだそうです(笑)

皆さん、笑えません?ボク的にはかなり面白いんですけど・・・

石材は花崗岩製、形状は六角型です。中台は平面円形のとても珍しいもので、側面を輪郭で六区に区切り、上端に火袋受けの座を刻出しています。笠の軒は厚く蕨手(わらびて)は1個欠失してますがよく立ち上がり、その巻き込みの所は、穴を貫通させ、頂上は請花はなく、宝珠のみです。

以前に紹介した滋賀県内、いや全国における石燈籠のなかの最高傑作、愛してる燈籠ランキング1位、八日市神田町河桁御河辺神社石燈籠に、この法森寺石燈籠は及ばないにしても、その堂々としていて、彫成も深く、指折りの一基であることは間違い無しです。この法森寺、石塔寺と目と鼻の先にあります。
                                          町指定文化財  高さ約200.2㎝

by tokan-en-hardrock | 2008-07-04 22:50 | Hard Rock | Comments(0)