丹後


12月3日(水)

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写真は「河辺中八幡神社石燈籠」丹後形八角石燈籠です。上端は八角の段の上に単弁反花を置き、竿受けには小蓮弁をきざんでいます。竿は円筒形で、上下に二条のひも、また中央には三条のひもをめぐらし、正面に貞治三年(一三六四年)八月二十五日と刻んであるのが読みとれます。中台は八角で下方に蓮弁、下方には格狭間を彫ってます。四方面を透火窓とし、四方大面取りにして八角形。四隅に蓮華上に胎蔵界大日、定印阿弥陀座像を浮きぼりにして、他の二面は蓮華上月輪に観世音菩薩、勢至菩薩の種子をきざんでいます。特に石面から肉厚にとび出している手法は珍しいものといわれています。笠は八角形で軒先にわらび手を造り出し降りは簡略しその上に八葉蓮弁のうけばなと、丹後の石燈籠の特長である長い茎をもった大きな宝珠を別石でつくっています。これぞまさに丹後形南北朝時代の優品ですね!

by tokan-en-hardrock | 2014-12-03 14:57 | 都乾園 | Comments(0)

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